お会式 池上本門寺
- 2009/10/13 01:23
四季折々の綴りと戯れ
2009年10月13日の記事は以下のとおりです。
以前、私が受けた時に頂いたアドバイスです。
頑張って35点以上を目指してください。
■全体の構成の確認
民法関係,法令制限,宅建業法,税法その他の各分野ごとに,ざっと確認して
おきましょう。緻密に確認しようとすると,「今まで何を勉強してきたのか」と
不安になるので,突っ込んだ整理は避けるべきです。
知識の基幹部分と枝葉の部分(例外など)の区別,知識の点検のみにとどめるべ
きです。
■できることはすべてしたと考えること-自信は最大の戦力です。
誰しも学習時間には限度があります。できる範囲内のことはすべてしたと,
自分をいたわってあげてください。間違っても,<あのとき,なぜもっと勉強し
ておかなかったのか>などと反省会モードになってはいけません。
試験前日から試験日は,極力,余計な心理的な負担を与えないようにする必要
があります。
自信というものは不思議なもので,試験の合否を左右する場合もあります。
おっかなビックリ問題を解くよりも,自信を持って解くほうが正解に達すること
が多いはずです。メンタル・ケアーも試験対策上は,きわめて重要なことなの
です。
■クールダウン
宅建受験者は,平均して,10月は5時間以上学習しているといわれています
(通勤時間や空き時間の学習も含む)。このため,アタマの中はかなりアツくな
っています。
アタマがオーバーヒートしていると,試験時間に適切な判断が下せなくなるの
で,(風邪をひかないように)ゆっくりお風呂に入るなど,くつろぐようにして,
アタマのオーバーヒート状態を冷ますようにしてください。
また,体調管理は前日特に注意しなければなりません。
■試験会場にもつていくものの確認は前日にする
試験会場にもっていくものは,前日の夜のうちに,用意しておきましょう。
試験当日にストレスを感じないようにするためです。
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3 試験直前チェック●試験当日のポイント
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■試験当日の午前中
試験日の午前中は,アタマに余計な負担を与えないことが大切です。
試験日の午前中に過重な負担をかけると,午後の試験に悪影響を与えるからです。
できれば,リラックスして過ごすようにしましょう。
最後の確認という程度に気になる項目を見る程度であればいいのですが,
<徹底的に見直そう!>などと午前中から戦闘モードに入ってしまうと,肝心の
試験のときにアタマが焼き切れてしまいます。
午後のために余力を残しておいたほうが賢明です。
■試験会場には早めにつくようにする
天候,事故,渋滞などで交通機関のダイヤの乱れが突発的にあると,試験開始
までに到着できるのだろうかと余計な心配をすることになります。そのようなこ
とのないように早めに出かけてください。
■もっていくもの
受験票,
筆記用具 (鉛筆またはシャープペンシル,消しゴム,鉛筆削り-鉛筆のとき-),
時計 (試験会場にあるとは限りません。)
スリッパ (指定されている場合。高校が受験会場だと指定される。)
※耳栓・・・試験会場は大学,専門学校,高校のことが多く,,
文化祭に向けてロックコンサートの練習をしているなどの場合が
あるので,自衛手段としてもって行く人もいます。
■服装
スーツを着ていく必要はありません。当日の寒暖に対応できるような服装に
しておいたほうが無難です。
■試験会場には何冊も受験書籍をもっていかない
最低限のものに絞ってください。余り多くもっていくと焦る原因になります。
試験開始直前に,急激なスピードでアタマにいれようとするとすると,これまで
長い時間をかけてせっかく身につけてきたものが思い出しにくくなります。
人間の脳は,バランスをとって働いています。試験開始直前に,これまで見た
ことのないものを学ぼうとするのは非常に危険です。
■試験中
○試験開始は,リラックスして迎える。
⇒ 緊張しすぎると,実力が出し切れないことがあるので,
気持ちを楽にするようにしてください。
試験では,同じ実力でも,リラックスして受けたかどうかによって,
得点が異なることがあります。
○時間配分を決めておく。
○問題を解く順番を決めておく。
⇒ 何から始めるかは人によって異なります。
民法から始めるとアタマの中が真っ白になることが多いので,
宅建業法,法令制限から始める人もいます。
(自信を崩さずに始めたい人は宅建業法から,
覚えてきたことを忘れないうちに始めたい人は法令制限から)
○マークミスをしない方法を講じる。
⇒ その問題が何を問うているのか正確に把握する。
<正しいものはどれか>なのか,<誤っているものはどれか>なのか,
個数問題なのか,組合せ問題なのか。
⇒ どの肢にマークしたのか問題用紙に必ずメモしておく。
見直しのときに時間の節約になる。
(マークしたものを正しくメモしておかないと,自己採点をする
ときに,得点が正しく把握できなくなります。)
○見直しをする時間は必ず作る。
⇒ 5分から10分前後は必要。
<正しいものはどれか>なのに,なぜか誤りの肢をマークしていた
などの転記ミスのチェックを主体にする。
(マークした欄がずれていたということもよく起こります。)
問題文の内容分析や選択肢の正誤判定などはできるだけ避ける。
(問題を解くときにとりあえず適当なものをマークして後で見直しの
時にじっくり考えればよいというやり方は避ける。見直しのときに
思いのほか時間がかることがあるから)
○民法では,人間関係図は必ず作る
⇒ 問題文では,文章中に,A,B,Cなどの人間がさまざまな配置を
とっているので,選択肢の正誤判定に時間がかからないようにする。
○未知の問題や難しい問題に対しては冷静に対処する
⇒ 未知の問題(過去問出題歴のないもの)が出ても,あわてず騒がず,
自分を見失わないようにしてください。
これまで培ってきた知識で冷静に対処できるようにしておきましょう。
まず,落ち着いて 冷静に問題文を読みます。(難しいのは外見だけで
案外カンタンなことを問うている場合があるからです。)
4肢の関係から消去法で解いたり,その法律の制度趣旨などから,
正解を導けないか,よく考えてください。
方向性を失って 試験時間を過ごすのは かなりつらいですから,
ある程度は,試験前にこのようなときにどうするのか,
イメージトレーニングしておく必要があります。
○自分の実力を出し切ったな と試験後に感じられるように
⇒ 試験後に後悔することのないように,
また試験後に 爽快感が感じられるように。